テラ・ラボが福島県南相馬市と共同提案によりNEDOの公募型事業に採択されました
このたび、テラ・ラボは、福島県南相馬市と共同提案をした実証事業施策が、新エネルギー・産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の公募型事業に採択され、プロジェクトが始動したことをお知らせします。
今後は、災害対策DX社会実装に向けた取り組みとして、テラ・ラボを含むドローン関連企業(南相馬市内)5社が市と連携し、災害時におけるドローンを活用した被害情報収集・共有の実証実験を展開してまいります。
□実証実験フロー
本事業では、海上、沿岸、平野、山間部など地形に応じた大規模災害を想定し、小型無人機(ドローン)の飛行時の運航管理システム運用試験を実施します。
市内各地の被災状況の情報収集を行うという想定で行う試験ではまず、各社が機体にNEDOの運航管理システム端末を取り付けて想定被災個所をフライトさせ、写真や映像を撮影。
モニターで周辺のドローンや有人機を認識しながら安全に飛行できるかを確認します。
安全に飛行を完了させた機体から収集したデータは、テラ・ラボが行っている航空測量の技術を活かし3次元データへ加工する等して、テラ・ラボが構築している災害情報共有プラットフォームへ投入。
市の災害対策本部など関係機関と共有できるようにします。
試験は、 11月末まで行い、年内にNEDOに成果を報告します。
□事業概要
○事業名:
「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト(DRESSプロジェクト)」に係る
地域特性・拡張性を考慮した運航管理システムの実証事業(略称:「地域実証事業」)
○事業主体:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
○事業規模:19,966,276円
○提案者:南相馬市、株式会社テラ・ラボ(共同提案 ※事業管理機関:南相馬市)
○オブザーバー:福島県、福島ロボットテストフィールド、南相馬ロボット産業協議会
○事業実施体制:
・NEDOから事業管理機関である南相馬市が本事業を受託予定
・南相馬市が南相馬ドローン災害対応システム社会実証コンソーシアム
(幹事企業:株式会社テラ・ラボ)に再委託を行い、事業を実施