災害情報&実証実験

(トンガ噴火第ニ報)災害対策情報支援システム「テラ・クラウド」を一般公開しました

『災害発生について』

1月15日13時頃発生した、トンガ諸島付近のフンガ・トンガーフンガ・ハアパイ火山の大規模噴火により、昨夜から北海道〜沖縄県の太平洋沿岸を中心とする広い範囲に一時、津波警報や津波注意報が発表されていましたが、気象庁は午後2時、すべての発表を解除しました。

日本から8000km離れた場所での大規模噴火により、国内でも潮位変化が目立ったことから、テラ・ラボは、火山の衝撃波により世界的な潮位変化を引き起こしたと想定し、空域情報チームを編成して、衛星解析による火山状況の監視を続けています。

『災害情報の収集と集約』

テラ・ラボは、日本の気象衛星(ひまわり8号)とアメリカ海洋大気庁の気象衛星(GOES West)データをもとに当社が運用する災害対策情報支援システム「テラ・クラウド」に情報集約を図り、一般公開しました。

フンガ・トンガーフンガ・ハアパイ火山の大規模噴火の初期の情報を集約した災害対策情報支援システム「テラ・クラウド」

■一般公開したテラ・クラウドはこちら

火山噴火の様子をとらえた「ひまわり8号」

■ひまわり8号

気象衛星「ひまわり8号」「カラー画像」が作成可能で(雲と区別できるため)、黄砂や噴煙などの監視にも有用とされています。

火山噴火の様子をとらえたGOES West(可視画像)

■GOES West(可視画像)

衛星からの可視画像では、灰の噴煙の範囲と、外側に広がる複数の波紋状の重力波が確認できます。この「赤」の可視域の画像は、同衛星の全バンドの中で最も空間分解能(500m)が高く、小規模な地形の把握に適しています。

火山噴火の様子をとらえたGOES West(赤外線画像)

■GOES West(赤外線画像)

Ash RGB画像は、火山灰と二酸化硫黄ガスを検出する赤外線バンドを使用。このため、昼夜を問わず観測が可能です。

テラ・ラボは今後も衛星データをもとに、データ収集と監視を続けるとともに、無人航空機や有人航空機等による空域調査の計画も進めてまいります。