災害情報&実証実験

【第六報】東北新幹線脱線現場の調査を開始しました

東北新幹線 脱線調査で取得した高精度写真

16日に発生した福島県沖を震源とする最大震度6強の地震により、JR東日本の東北新幹線は、白石蔵王駅(宮城県白石市)の南2キロ地点の現場で17両編成のうち16両の台車が脱線し、現在、車両の撤去作業を急ピッチで進めております。

JR東日本によると、車両脱線のほかに、高架橋などの土木設備やレールの歪みなども数多く被害が見つかっているということです。

橋脚被害箇所 (テラ・ラボ撮影)

テラ・ラボでは、地震翌日(17日)から航空機を使い脱輪現場を特定し、LiDARを搭載したドローンを使い、現場の高密度3次元データを解析、クラウド上で共有化を進めています。

新幹線脱線現場を発見した航空機
新幹線脱線調査で使用したドローン

これにより、車両をはじめ、橋脚や線路、電線の状態など離れた場所からでも複合的な点検が行えることが期待されます。

また衛星SARにより、脱線現場付近の土地の沈下、隆起の実測調査を進めています。

新幹線脱線調査で取得した3次元点群データ①
新幹線脱線調査で取得した3次元点群データ②

テラ・ラボは、今後も危険を伴うインフラ事業をサポートするデータ提供ができるよう、引き続き、平時からのデータ収集・記録、精度の高い解析を続けてまいります。