災害情報&実証実験

【2022.8.5. 東北北陸大雨_最上川氾濫_第三報】山形県大江町左沢百目木地区 共通状況図を公開

気象庁によるとこれまでの一連の大雨による72時間降水量は、新潟県下関で569.0ミリ、福井県今圧で426.5ミリ、新潟県高根で414.0ミリ、石川県白山河内で398.0ミリなど多くのところで観測史上1位の豪雨になりました。
(気象庁引用 5日22時40分現在)

週明け9日から10日頃にかけても、北日本では前線や暖かく湿った空気の影響で大雨になるおそれがあります。
引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

テラ・ラボは、3日からの豪雨被害をうけ、昨日、山形県大江町左沢百目木地区を流れる最上川周辺をドローン(MATRICE300)で撮影しました。

MATRICE300


そして本日、収集したデータから衛星を活用しながら解析を進め、被災状況の詳細を可視化できる共通状況図(COP=Common Operational Picture)を作成し、当社の災害対策情報支援プラットフォーム「テラ・クラウド」に情報を共有しました。

COP=Common Operational Picture

COPは、こちら


【COP作成までのタイムライン】
▶︎8月4日
 6時:警報発令→衛星データ解析開始(センチネル5時ごろ撮影)
 9時:社内MTG、データ取得範囲の検討/ドローン部隊を現地派遣
 13時:ドローンによる3次元計測①
 17時:衛星データ解析、ドローン解析
 18時:テラ・クラウドで統合
▶︎8月5日
 9時:ドローンによる3次元計測②
 12時:COPに情報集約、公開


今回COPを作成し、分かったことは以下の通りです。
① 被害前と被害後の衛星データを比較することで、最上川全体の増水の様子を可視化することができた
② 衛星画像とドローンによるオルソ画像をCOPに集約することで、広域にわたる被害状況から床上・床下浸水の様子まで迅速に把握することができた

テラ・ラボは引き続き、今回得た解析データをもとに検証を進めてまります。

Sentinel-1 衛星概観図 (image credit: ESA, TAS-Ⅰ)
Sentinel-1のSAR画像 洪水後(8月4日5時43分撮影)
Sentinel-1のSAR画像 洪水後(8月4日5時43分撮影)

ZENMUSE L1:Lidar + RGBソリューション 点群キャプチャ
ZENMUSE P1:4500万画素、可視光カメラ スマートオブリークキャプチャ
ZENMUSE H20T ジンバル搭載カメラ M300用(ズーム+広角+赤外線)
ZENMUSE H20T ジンバル搭載カメラ M300用(ズーム+広角+赤外線)