名古屋市消防学校にて災害現場でのドローンによる情報収集を想定した「無人航空機指導員講習」を実施
株式会社テラ・ラボは、2023年5月30日・31日の二日間、名古屋市消防学校において、市内各消防本部のドローンの指導員育成を目的とした、「無人航空機指導員講習」を実施しました。
初日は、無人航空機に係る法令と具体的な事故事例に基づいたリスク対策等についての座学講習、および操縦技量維持のための各種トレーニングの実習、二日目は、アメリカの国立標準技術研究機関であるNISTが作成したドローン操縦者技能評価法、STM for sUAS(Standard Test Methods for Small Unmanned Aircraft Systems)を用いた操縦訓練を実施。
STM for sUASでは、実際の火災現場等を想定し、架線等の障害物を回避しながら建物に設置された複数の目標物を補足する訓練も行うなど、具体的な調査に向けた操縦技術の向上を目的とした内容となっています。
テラ・ラボは「無人航空機による災害対策」の一環として、消防機関・地方公共団体防災部局向けの講習を今後も拡充し、防災ICTの実現に向け一層取り組んでまいります。