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テラ・ラボ発ショートムービー「空飛ぶイルカ」期間限定配信スタート!

2022年2月25日(金)、テラ・ラボの新たな研究拠点 “TEERA LABO Fukushima”(所在:福島県南相馬市)において、昨秋より南相馬市の伴奏支援を受け制作を進めてきた近未来クライシスムービー「空飛ぶイルカ」を関係者へお披露目しました。 本作品は、近い将来起こり得る大規模災害に備え、無人航空機(大型ドローン)とクラウドを活用した、テラ・ラボが今後、全国で展開していく取り組みを描いたものです 。「空飛ぶイルカ」は、テラ・ラボの会社ホームページにて、 3月末まで限定公開しております。

 

ショートムービー「空飛ぶイルカ」

【 限定配信中のショートムービー「空飛ぶイルカ」】


▶︎「空飛ぶイルカ」公開先→こちら
▶︎   配信期間:2022年2月25日(金)~3月31日(金)

東北にある架空の自治体を舞台に繰り広げられる近未来災害クライシスムービー。
人々が穏やかな暮らしを送る中、突如、大雨に伴う土砂災害被害が発生。 
自治体、消防、警察などの行政機関は地域住民の安全を確保するために奔走する。  
しかし、断続的な雨の様相は、災害対策を打ち出すための被害状況の把握を困難にし、 現場は焦りが募っていた。 そんな中、状況を打開したのは、災害対策情報支援を目的としたテラ・ラボの主要機体「テラ・ドルフィン」。
地域のことを愛する若い職員たちと、空から見る情報で災害から人々を救いたいと願うテラ・ ラボによる熱い想いが交錯するヒューマンドラマです。 (作品時間:約14分)

▶︎監督:
 柴田啓介 「ひとまずすすめ」(2014)で、第8回 田辺・弁慶映画祭のグランプリほか4冠達成、他
▶︎主演:
 立石晴香(俳優・モデル/ヒラタオフィス所属):被災した町の職員役
 黒宮けいた(俳優/MALLOW st.所属):テラ・ラボ職員役 

空飛ぶイルカ「災害対策本部のワンシーン」
空飛ぶイルカ「左:黒宮けいた(テラ・ラボ職員役) 右:立石晴香(町の職員役)」
空飛ぶイルカ「TERRA LABO Fukushimaでのワンシーン」

【東日本大震災から11年特別企画「Fukushimaみらいトーク」】

2022年2月25日(金)、 TERRA LABO Fukushimaにて、東日本大震災からまもなく11年を迎えるのをまえに、「Fukushimaみらいトーク」と題したトークセッションを行いました。 

本セッションは、過去の震災の教訓から何を学び、いまに活かしているのか。 そして、今後の防災・減災の強化のために何が必要なのかをテーマに、南相馬市の門馬和夫市長、ラジオDJやナレータなどで活躍している大楽聡詞さん(福島県いわき市出身)、地元のテレビやラジオ番組に出演している現役大学生の田巻果奈さん(いわき市出身)の3人のゲストをお迎えし、テラ・ラボの松浦代表と意見交換しました。

Fukushimaみらいトークの様子①
Fukushimaみらいトークの様子②

本セッションは、同日、先立って行われたショートムービー「空飛ぶイルカ」の披露会にあわせて行われたものです。作品でも描かれている災害対策DXについて、テラ・ラボが実際に南相馬市で取り組んだ2019年の台風19号をモデルにあげながら、話しが展開されました。 

当時、南相馬市は大規模な土砂崩れが発生するなどし、災害直後は現場に近づくことが難しい状況でした。そこではテラ・ラボは市の要請を受け、いち早く被害現場周辺を上空からドローンで撮影をし、解析した結果を市の災害対策本部へ提供しました。 

これにより、二次災害の危険性を予測し、人的被害を最小限に食い止めることができたほか、現場の意思決定においても重要な役割を果たしました。 

テラ・ラボは、その後も定期的に現地の観測を続けていくなかで平時から情報を集め、解析した山間部などのデータを、クラウド上で管理する情報支援システム「テラ・クラウド」を立ち上げたことにも触れ、活用方法について紹介しました。 

門馬市長も、テラ・クラウドの今後の運用について関心を持ち、「災害は起きてからでは遅い。平時から備えが必要であり、迅速かつ正確な情報を届けるテラ・ラボの知見と無人航空機だからこそできる広範囲の情報収集に期待を寄せたい」と述べ、各関係機関との連携に意欲を示しました。


モーターグライダー見学会

セッション後は、同施設の製造格納庫にて、導入されたばかりの有人機、モーターグライダー(翼長16m)をお披露目し、来年度、実証実験を予定しているモーターグライダーを使った福島県浜通りエリアの検証(エリア全体を上空からスキャンし、解析)の計画を発表。 

今後、この有人機を無人化し、高高度・広範囲のデータ取得を目指していくことを報告しました。 


【ドローンによる「広域災害対策システム」社会実験に伴う説明会 3/24開催】

テラ・ラボが目指す飛行観測

大規模災害が発生した場合に備えた長距離無人航空機による広域な災害対策の社会実験を今年、福島県浜通りエリアで開始しますが、今後想定される南海トラフ巨大地震に備え、愛知県(名古屋市及び近郊市町村)においても社会実験を展開する予定です。それに伴い、本社会実験に関心のある関係者向けのオンライン説明会を開催します。

なお、福島県浜通り地域での社会実験は、全国どこの自治体でも対応可能な「災害対策DX/広域災害対策システム」です。 


▶︎開催: 2022年3月24日(木)13~15時(予定) オンライン(Zoom)配信(参加無料)
▶︎申込: テラ・ラボHP(こちら) より、参加申し込みをお願いします
▶︎対象:最先端の災害対策システムに関心のある全国自治体、政府、関係機関、民間企業

▶︎内容:
【第一部「広域災害対策システムのDX化に向けて」事例紹介】
 1「名古屋市における事例~名古屋市内16区にドローンを配備した場合」
 2「南相馬市における事例~令和元年台風19号の被害調査」
 3「熱海市における事例~土砂災害におけるCOP(共通状況図)の導入」
 4「トンガ火山噴火における事例~衛星を活用した広域被害調査」
 5「南相馬市における災害時を想定した複合的なドローンの運用」

【第二部「広域災害対策システムのDX化に向けて」今後の社会実験】
 1「固定翼機による広域データ収集+解析~高精度マッピングモデル」
 2「マルチコプタードローンによる狭域データ収集+解析~高精度マッピングモデル」
 3「衛星データ活用モデル」
 4  質疑応答